グアテマラからはるばる鹿児島へ!

先月の10月中旬にグアテマラからモラレスさん親子が来日されました。

現在ヴォアラ珈琲で販売中のグアテマラ・クラシックグアテマラ・グランクリュロスマ農園の生産者です。

コーヒーで有名なグアテマラってどんな国??

農園主のフレディ・モラレス氏(本業は歯科医師)とその息子アレハンドロ氏。

中米グアテマラからアメリカを経由してはるばる日本へ、そしてなんとここ鹿児島まで来てくれました。

写真中央:フレディ・モラレス氏 右:アレハンドロ・モラレス氏  ロスマ農園にて

 

東京や福岡の大都会の後の鹿児島。

JR国分駅に着いて、人が少ない、緑が多い、落ち着くカントリーサイド。と言っていました。(素直に喜びましょう)

5年ほど前にヴォアラ珈琲のスタッフがロスマ農園を訪れ、それからの付き合いになります。

毎年素晴らしいコーヒーを作っている熱意のある生産者です。

 

通常コーヒーはニューヨークのマーケットで価格が決まります。これはいわゆるコマーシャルコーヒーですね。

しかし、スペシャルティコーヒーに関しては相場ではなくその品質に対して価格が付けられます。

つまり良い品質のコーヒーを作ればそれだけの報酬が得られるわけです。

生産者のモチベーションに繋がり、これは良い循環を生みます。

こんな急斜面で完熟したコーヒーチェリーを一粒一粒摘んでいるのです。

 

「これからもヴォアラ珈琲のお客様に喜んでもらえるような美味しいコーヒーを作り続けます」

アレハンドロさんの言葉に、頼もしさを感じました。

私もその熱意に応えるべく、焙煎で十分に良さを引き出せるよう身の引き締まる思いでした。

 

 

私は決して情でコーヒーは買い付けません。そこの先にはコーヒー愛飲家の皆さんがいるからです。

仲の良い生産者と言えども、あくまで品質・味をみて決めます。

でも、だからこそ信頼関係が築けると思っています。

 

追伸. この時グアテマラは大統領の汚職問題などで情勢が不安定で、ストライキ、道路の封鎖など大変な時期にあったようです。

案の定、日本へ来るのも大変だったようで、友人のヘリコプターでグアテマラシティの空港まで行ったとか...

私たちの日常では考えられないような世界で彼らはコーヒーを作っています。

 

そんな彼らの素晴らしいコーヒーはこちらからどうぞ

紫のフルーツを想わせる「グアテマラ・グランクリュ」