中米ニカラグアのコーヒー
中米はニカラグアのお話です。
中米にある小さな国の一つです。北はホンジュラス、南はコスタリカに隣接しています。
かつてはスペイン領だったので公用語はスペイン語です。
このニカラグアも素晴らしいスペシャルティコーヒーを作る国として名を馳せています。
ニカラグアの名門 バジャダレス一家
そのニカラグアの北にあるヌエバ・セゴビア県に、ヴォアラ珈琲でもお馴染みのブエノス・アイレスグループ(バジャダレス一家)があります。
バジャダレス一家が運営している農園は、ブエノス・アイレス農園、エル・スヤタル農園、モンテ・リバノ農園等々全部で10あります。
兄のエミリオ・バジャダレスと弟のオルマン・バジャダレスが中心となってコーヒーを生産しています。
弟のオルマンと兄のエミリオ
ヴォアラ珈琲がこの一家と出会ってもう14,5年になります。
ご存知の通り、私はコーヒーを買い付ける際は情を一切外します。いくら仲が良くてもあくまでもコーヒーの品質で選んで買い付けます。
このバジャダレスファミリーは、毎年期待通りの、もしくはそれを上回るコーヒーを作り続けています。
これは本当に簡単なことではなく、ただならぬ努力がいると思います。
結果的に私が継続して買い付けている農園の一つです。
きれいな水で豆の生産処理をする様子。タンクも非常にきれいです。こういうところも品質に影響します。
コーヒーというものは、育てる、収穫、生産処理、乾燥といったどの過程でも最善を尽くさなければ、せっかく元の品質が良くてもだめになってしまいます。
彼らが大切に育てたコーヒーを、その素晴らしい風味特性を引き出せるように、私は責任を持って焙煎して皆様にお届けします。
今日も良い1日をお過ごしください。
ヴォアラ珈琲 霧島国分本店
〒899-4332 鹿児島県霧島市国分中央5-3-17
焙煎人 井ノ上 達也