2011年8月下旬、ヴォアラ珈琲の井ノ上達也は、自ら経営する自転車屋さんの新店舗オープン直前という忙しい時でしたが、合間をぬってアフリカの生産地を訪問する旅にでかけました。今回の旅の主な目的は国際審査員としてルワンダの国際品評会「カップ・オブ・エクセレンス」に参加すること。ルワンダの後は、ケニア、そしてエチオピアのコーヒー生産地を訪れました。今回は世界的なカッパーとしても有名なブラジルのシルビオ・レイテさんが旅のお供という、素敵な旅になる予定でしたが...
 
 
最初の訪問地ルワンダに入国する前の経由地ドーハの空港で、預け荷物の中からニコンのデジイチ(デジタル一眼レンズカメラ)を見事盗まれてしまった井ノ上。シルビオさんはなんと預けた荷物を全部盗まれてしまいました!今回の旅は貴重なアフリカ生産地の撮影も兼ねていたので大ピンチ!なシチュエーションだったのですが、手荷物のデイパックに入れていた愛用の小型カメラでしっかり撮影もこなしてきてくれました。その上、いつものようにピピッとアンテナが作動した井ノ上、日本出国前の空港でなんとなく予感がして保険をかけておいたのがよかったみたいです。
 
 
 
 
さてアフリカ最初の訪問地、ルワンダ
 
映画「ホテル・ルワンダ」をご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、1994年のルワンダ紛争による大虐殺という悲しい出来事から、一歩一歩、復興を遂げているアフリカ大陸のちょうど中心に位置する共和国です。アフリカの生産国では唯一の「カップ・オブ・エクセレンス(以下、COE)」開催国でもあるルワンダにとって、コーヒーは国の復興の一端を担う重要な産業のひとつでもあります。首都キガリで開催された今年のルワンダCOEでは、ヘッドジャッジ(審査委員長)をつとめたシルビオさん、井ノ上を含め世界各地から17名の国際審査員と7名のオブザーバーが集まり、5日間にわたって厳正な審査が行なわれました。最終ラウンドには、ルワンダの個性あふれる風味特性に富んだコーヒーが集りました。COE入賞コーヒー豆はネットオークションによって世界中のバイヤーが入札するため、高値で落札されることがほとんどです。今回、全工程にわたって審査を努めた井ノ上は、入賞コーヒーではないけれど、隠れた可能性のある農園のコーヒーを見つけて買い付けをしてきました。そのルワンダコーヒーは、今回の限定アフリカンセットでもお楽しみいただけます!
 
真剣に審査をすすめていく井ノ上
 
カップ、カップ、カップ。集中カッピングの日々が続きます
 
カッピングの合間のディスカッション
 
カップ・オブ・エクセレンス国際審査員におくられる感謝状
 
ルワンダのコーヒーの果実
 
アフリカンベッド(コーヒー豆の乾燥棚)のまわりで遊ぶ子供たち
 
 
 
アフリカの女性たちの服はカラフルですね
 
 
ルワンダCOEを無事終えた井ノ上と旅の一行は、ルワンダの生産地と生産処理施設を視察。その後ケニアに移動しましたが、そのケニアでまたもや大変なことが...